播州清水寺 ワンちゃんと行けるお寺!SNSで話題のポスト、紅葉も必見【西国三十三所25番札所】

西国25番播州清水寺放生池 兵庫のお寺
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西国三十三所25番 御嶽山 播州清水寺

播州清水寺は、摂津、播磨、丹波の3国の境にある標高552mの御嶽山みたけさんの山頂付近にあります。

以前はお寺までのアクセスは麓から2㎞の登山道と難所でしたが、現在では道路が整備され、車やバスで山門前まで行けるようになっています。

正式名称は、清水寺きよみずでらなんですが、京都の清水寺と区別するため播州清水寺ばんしゅうきよみずでらと呼ばれています。

ですが、、創建は京都清水寺より播州清水寺の方が151年も古いのです(笑)

寺伝によると、創建年代はなんと1800年前!開山したのは法道仙人ほうどうせんにんという渡来したインドの僧で、御嶽山で鎮護国家を祈願したのが始まりとされています。推古35年(627年)に、天皇の勅願により、根本中堂を建立、法道自刻の十一面観音像を安置したのが寺の始まりです。

札所本尊は、十一千手観世音菩薩

境内では桜、シャクナゲ、アジサイ、酔芙蓉など四季折々の花が楽しめ、秋には紅葉のライトアップイベントが行われるほどの紅葉の名所です。

 

伝説のインド僧、法道仙人

開山したといわれるインド僧の法道仙人、一説には6~7世紀頃、仏道を広める為インドからチベット、中国、朝鮮を経て日本に渡来した実在の人物と云われています。

法道仙人は、不思議な法力を持つ謎に満ちた人物で、さまざまな伝説が残されています。

その不思議な伝説がこちら。。。

●推古天皇の時代、日本に住むこと300年以上だった!
●インドの山中で修行の末、自由自在に飛行する術を得た!
●水の引けない山頂で、法道が祈祷すると霊水が湧き出た!

などなど、、

播磨を中心に近辺には法道仙人が開創に関わった寺院が数多くあり、その数は100を超えると言われています。西国霊場でも、次の札所の一乗寺や、番外の花山院も法道仙人の開山とされています。

 

札所情報

播州清水寺(ばんしゅうきよみずでら)
山号 御嶽山(みたけさん)
札所 西国三十三所第二十五番
宗派 天台宗
御本尊 十一面千手観世音菩薩(札所本尊)
本尊開帳 毎日(札所本尊)
真言 おん ばざら たらま きりく そわか
開基 法道仙人
創建 推古天皇35年(627年)

 

御朱印

西国25番播州清水寺御朱印

 

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ご詠歌(ご詠歌の意味)

 

あはれみや あまねかどの 品々しなじな

なにをかなみの ここに清水きよみづ

◆ご詠歌の意味◆
しみじみと考えてみまするに、普くあちらこちらの多くの方々にお参りして戴き、普門品の観音経をお唱えして下さい。何もくよくよ悩むことはないですよ、この清水寺の観音様にご参拝下さい。

 

お参りレポート

お寺へのアクセスと入山料

播州清水寺は、御嶽山の山頂にあり、最寄りのJR相野駅から徒歩2時間半という立地にあるので、車やバスでのアクセスになると思います。

清水寺の入山料の支払いがちょっとめずらしい!?システムでした!

県道311号から清水寺への山道に入ってすぐの所に、サファリパークにあるような立派な料金所があり、そこで料金を支払います。

入山料は、大人500円、高校生300円、中学生以下無料

料金所から山道を3㎞程上ると広~い駐車場があり、駐車場に面して山門があります。路線バスのバス停もこの駐車場にあり、下車の際に運転手さんに入山料を支払います。

料金所手前から清水寺まで片道2kmの登山道あり、歩いて登る場合入山料は無料です!
※登山道入り口にも10台分くらい駐車場があります。

西国25番播州清水寺山門

以前、山門は登山道にあったのですが、昭和40年の台風で全壊してしまいました。当時は清水寺にお参りするには片道2㎞の登山道しかなく西国三十三所の中でも難所でしたが、昭和50年にお寺までの車道が整備され、昭和55年に山門は現在の場所に再建されました。

 

坂上田村麻呂の佩刀ソハヤ

西国25番播州清水寺坂上田村麻呂

山門をくぐり少し行くと、「坂上田村麻呂佩刀を奉納す」という絵があります。

この絵の詳細がこちら。。。

平安時代の公卿、坂上田村麻呂さかのうえのたむらまろは、はるばる京都から清水寺に毎月参詣するほど、本尊の千手観世音菩薩に帰依していました。
征夷大将軍であった田村麻呂は、蝦夷討伐や鈴鹿山鬼神退治に勝利したのは本尊の霊験によるものと感謝し、自ら佩刀はいとう騒速そはやと副剣の2振を清水寺に奉納しました。

この3刀、昭和56年まではここ清水寺で保管されていましたが、現在は国の重要文化財として東京国立博物館で保管されています。

実はこの3刀の内、どの刀が騒速そはやなのかは現在でも判っていないのです。。

 

ワンちゃん大歓迎のお寺!

清水寺は、ペットとお出掛けしたい方にはうれしい!ワンコ大歓迎のお寺なんです♪

山寺ですが、道もキレイに整備されていて、広い境内はワンコとのお散歩にぴったりです!

この日もワンちゃんと一緒にお参りに来られてる方2組ほどお見掛けしましたよー。

西国25番播州清水寺石垣

山門をくぐり、本堂に向かう道はこんなカンジ。

右手は昔あった三内寺院の石垣。苔に覆われた石垣が素敵です!

西国25番播州清水寺

石垣の道を過ぎると手水舎と大講堂が見えてきました。

 

薬師堂の十二神将像

西国25番播州清水寺薬師堂

手水舎の向かいが、平清盛の継母、池禅尼いけのぜんに寄進の「薬師堂」。現在の建物は、昭和59年に再建されたものです。

西国25番播州清水寺薬師堂

本尊は薬師如来。堂内には干支の姿で造られた、おもしろい十二神将像が安置されています。

西国25番播州清水寺薬師堂十二神将像

十二神将のお顔が干支の動物になっています!

この十二神将像、奈良県のマスコットキャラクター「せんとくん」の作者でもある、東京藝術大学の薮内左斗司教授の作品です。

西国25番播州清水寺薬師堂十二神将像

そう言われると、確かにせんとくんと通じるものを感じるかも、、w

 

放生池と大講堂

西国25番播州清水寺放生池

放生池の奥に見えるのが大講堂。

西国25番播州清水寺本堂大講堂

神亀2年(725年)に聖武天皇の勅願で行基ぎょうき大講堂を建立、行基ぎょうき自刻の千手観音像を祀った。現在の建物は大正6年に再建されたもの。

清水寺は兵火、雷火、山火事など幾度となく被害を受けており、大正2年の山火事では全山焼失し、多くの建物が大正6~9年に再建されたものです。

西国25番播州清水寺本堂大講堂

札所本尊は、十一面千手観世音菩薩

行基ぎょうき自刻の千手観音菩薩は残念ながら焼失し、現在の本尊は昭和21年頃に新しく作られたもの。なんと!札所本尊は毎日拝観出来ます。

脇侍には毘沙門天と地蔵菩薩が安置されています。脇侍の一つがなぜ地蔵菩薩なのか?

それを物語る説話が「今昔物語」に残されています。

そのがこちら。。。

昔、近江国志賀郡に崇福寺すうふくじというお寺があり、地蔵を信仰する蔵明ぞうみょうという僧がいました。
ある日、夢の中で「播磨国の東北の深山(御嶽山)が霊験あらたかな地であるから住むように」とのお告げを受けます。蔵明は御嶽山に案を結び、長年修行に勤しんだ。
蔵明はまた夢で「宝珠を与えるのでおまえの念願を叶えなさい。」と告げられた。
蔵明は地蔵菩薩がおいで下さったとますます地蔵への信仰を深め、堂を建てて地蔵を祀り、寺は地蔵霊場として栄えていった。
これが清水寺のはじまりと伝わる、もうひとつの開基伝説です。

西国25番播州清水寺本堂大講堂

清水寺は、靴を脱いで堂内に上がりお参り出来ます。堂内は結構広い。

西国25番播州清水寺本堂納経所

納経所は本堂内の左手にあり、こちらで御朱印を頂けます。

納経所の前には授与所があり、清水寺オリジナル商品なども販売していました。

西国25番播州清水寺御朱印帳

■播州織 清水寺オリジナル御朱印帳 2800円
清水寺の寺紋柄(りんどう車)の御朱印帳。パープルとグリーンの両面表。

■播州織 清水寺オリジナルバッグ 3000円
清水寺の寺紋柄(りんどう車)の手提げバッグ。パープルとグリーンの2色。

 

ジブリの世界!引退ポスト

西国25番播州清水寺

大講堂から本坊を通り過ぎ、登山道の方に少し下ると、話題の映えスポットがあります。

西国25番播州清水寺山の上の引退ポスト

それがこちら、SNSなどで『まるでジブリの世界みたい!』と話題になっている、「山の上の引退ポスト」です!

昔懐かしい円柱型の郵便ポストですが、このレトロ感がイイ!とインスタ映えスポットとして注目を集めています。

西国25番播州清水寺山の上の引退ポスト

このポスト戦前からあり、1955年頃まで現役だったとの事。使われなくなり倒れていたポストを、20年前に住職がこの場所に移設されたそうです。

森の中にひっそり佇む錆びたポスト、、ノスタルジーな空間です。

紅葉がピークの時はまるで異世界かの様な幻想的な風景なのですが、、この日は紅葉のピークも終わってしまっていてちょっと残念。

播州清水寺は紅葉の名所で、モミジはもちろんイチョウも見ごたえありです!見頃には夜間のライトアップイベントなども行われておりおススメですよー!

本坊

西国25番播州清水寺本坊

本坊では、「作陶展」と「組み紐飾り結び展」が入場無料で開催されていました。

西国25番播州清水寺本坊

素敵な作品がズラリ。お値段が付いていたので購入する事が出来るのかな!?

 

根本中堂、鐘楼

西国25番播州清水寺根本中堂

大講堂の裏の階段の先が根本中堂。階段の途中には地蔵堂鐘楼があります。

西国25番播州清水寺桜

地蔵堂の横に桜が咲いていました!十月桜かな!?

西国25番播州清水寺鐘楼

すごい大きくて立派な鐘楼は、大正9年の再建。

なんか階段で中に入れるようになっていますが、

西国25番播州清水寺鐘楼

内部はこんなカンジ。下から鐘が撞ける様になっています。

西国25番播州清水寺根本中堂

こちらが根本中堂こんぽんちゅうどう。推古35年(627年)の創建ですが、大正2年の山火事で堂は焼失しており、現在の建物は大正6年に再建されたものです。

本尊は、法道仙人一刀のたび三礼して彫ったといわれる十一面観音菩薩。一刀のたび三礼!!彫りあがるまでどれだけの時間がかかったのでしょうか!?

ご本尊は秘仏ですが、30年に一度開扉されています。

こちらの御本尊、大正2年の山火事の難を逃れたのですが、なぜ無事だったかというと、、

『自ら避難された』

と云われております! 想像するとなんか可愛いですよね(笑)

西国25番播州清水寺ハートの落ち葉

根本中堂から納骨塔に向かうところに、♡の落ち葉アートが作られていました!

これ、落ち葉を集めてハートの形にしているだけなんだけど、ほんとアイデアですよね~。これだけで一つ見所が出来ちゃう。

 

寿命が延びる⁉おかげの井戸

西国25番播州清水寺おかげの井戸

この井戸が、寺名が「清水寺」と称されるようになった由来の霊泉滾浄水こんじょうすいです。

その寺名の由来となった霊験がこちら。。。

推古天皇の時代、、御嶽山は水に乏しく、山上の為水を引く事も出来ず、飲み水にも不自由していました。そこで法道仙人が水神に祈願するとたちまち霊泉があふれるように湧き出た。仙人は水神に感謝の意を込め、寺名を「清水寺」と名付けたといいます。

この「おかげの井戸」、井戸をのぞき水面に顔を映すと、寿命が3年延びると云われています。

これがね、結構暗くて映りにくい(笑) ですが、ばっちり映る角度があります!光の加減とかもあると思うので、4方向試してみて下さい。

 

お寺案内

清水茶屋

西国25番播州清水寺清水茶屋

境内にあるお土産&お食事処「清水茶屋」

うどん、蕎麦やおでん、甘酒やコーヒーなどいただけます。店先には丹波の黒豆を使ったお菓子など、お土産物も販売しています。

西国25番播州清水寺清水茶屋

■しいたけ茶 650円
しいたけお出汁のお吸い物ってカンジで美味しかったです。

■黒豆ケーキ 200円
スイーツ巡礼にもラインナップされている、丹波の黒豆を使た焼き菓子。

 

お店 清水茶屋
営業時間 10時~16時半
定休日 不定休
HP https://kiyomizudera.net/baiten
住所 兵庫県加東市平木1194 播州清水寺境内

 

駐車場

■駐車台数 340台

■料金 無料

アクセス

車でのアクセス

■舞鶴若狭自動車道[三田西IC]→25分(県道141号→県道311号

■中国自動車道[神戸三田IC]→34分(県道720号→県道141号→県道311号

公共交通機関でのアクセス

■電車とバス
JR宝塚線[相野駅]→神姫バス【52】で46分「清水寺(兵庫県)」下車→すぐ

 

お寺情報

寺院 播州清水寺(ばんしゅうきよみずでら)
拝観時間 8時~17時
拝観料 大人 500円
高校生 300円
中学生以下 無料
駐車場 無料
HP https://kiyomizudera.net/
住所 〒673-1402 兵庫県加東市平木1194
Map 

 

まとめ

事前に境内マップを見た感じでは、たくさん歩くかなぁ、拝観に時間かかりそうだなぁ、、ってイメージでしたが、境内もたいしたアップダウンもなく、お寺以外の見どころもあり、楽しく散策出来ます。

お寺が整備したという山門までの道路も、道幅も広くとてもきれいで運転も苦になりません。山寺の場合、出来れば二度と走りたくないって道もあるので、、(笑)

「ワンちゃん大歓迎!」っていうのもgoodポイントですね!ワンコOKのお寺ってあんまりないので、愛犬家にはとても有難いです。

※掲載されている情報については最新の情報とは限りません。ご自身で事前にご確認の上ご利用くださいませ。

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