花山院菩提寺 聖地、花山法皇終焉の地 紅葉、有馬富士ビューポイント【西国三十三所番外札所】

西国番外花山院菩提寺七地蔵尊 兵庫のお寺
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西国三十三所 番外 花山院菩提寺

兵庫県三田市にある西国番外札所花山院菩提寺かざんいんぼだいじは、標高418mの阿弥陀ヶ峰の山頂にあります。

白雉2年(651年)渡来したインド僧、法道仙人ほうどうせんにん薬師瑠璃光如来を本尊とし、修行の場として開山したのが始まり。

西国観音霊場巡りの中興の祖である花山法皇かざんほうおうが隠棲し、41年の生涯を閉じた寺であり、西国霊場の中でも別格の聖地とされています。

かつては花山院を最初に参拝してから西国巡礼の旅に出たともいわれ、現在でも花山院を巡礼のスタート地に選ばれる方も多い。

境内の展望台からはご詠歌にも読まれた有馬富士が望め、その景色はひょうごの景観ビューポイント150選にも選ばれています。

25番播州清水寺、26番一乗寺の開基も法道仙人ほうどうせんにんです。

 

花山法皇と西国観音霊場巡礼

西国三十三所観音霊場は養老二年(718年)長谷寺の住職、徳道上人とくどうしょうにんによって開創されますが、当時巡礼は発展しませんでした。その約270年後、途絶えていた西国観音巡礼を復活させたのが花山法皇です。

花山法皇の略歴がこちら。。。

永観2年(984年)花山法皇は17歳の若さで第65代目の天皇に即位しますが、藤原家の権力争いに巻き込まれ、わずか2年で天皇の座を譲り、19歳で出家します。
出家した法皇は3年の修行の後、観音巡礼を復興し巡礼の旅に出ます。これが現在の西国観音霊場です。
巡礼を終えた法皇は、巡礼の途中に深く心に留めた花山院を再び訪れ、終の棲家と決め修行に励みますが、寛弘5年(1008年)花山院にて41歳の生涯を終えます。
その後、源頼光が堂塔伽藍を建立し、法皇の菩提を弔う寺として花山院菩提寺と号するようになりました。
この様な歴史があり、花山法皇とゆかりの深い花山院菩提寺が西国霊場の番外札所となっています。
その他の番外札所は?
法起院…徳道上人が隠棲し生涯を閉じた寺。本尊は徳道上人座像。徳道上人の廟所がある。
元慶寺…花山天皇が出家得度し、法皇となった寺。

 

札所情報

花山院菩提寺(かざんいんぼだいじ)
山号 東光山(とうこうざん)
札所 西国三十三所 番外札所
宗派 真言宗花山院派
御本尊 薬師瑠璃光如来
本尊開帳 常時開帳
真言 おん ころころ せんだり まとうぎ そわか
開基 法道仙人
創建 白雉2年(651年)

 

御朱印

西国番外花山院菩提寺御朱印

 

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ご詠歌(ご詠歌の意味)


有馬富士ありまふじ
 ふもときりは うみふに

なみ
かとけば 小野おの松風まつかぜ
◆ご詠歌の意味◆
早朝の花山院から、有馬富士を眺めると、麓に立ちこめている霧は海のようにも見えます。小野の里から吹き上げてくる風の松を渡る音は、有馬富士に打ち寄せる波音の様です。

 

お参りレポート

山頂駐車場までのアクセス

西国番外花山院菩提寺

花山院は山の頂上にありますが、山門の前まで車で行くことが出来ます。

神姫バスのバス停は麓にあるので、この坂を徒歩30分程度登ってのお参りとなります。

県道49号沿いにある坂の入口には大きな看板も出ていて分かりやすいです。登山用に杖も置いてくれています。

西国番外花山院菩提寺

ここが坂の入口。ここから約1㎞登るのですが、、この坂が超急勾配!

もうホントに怖い!体感45度!

落ち葉でスリップするんじゃないか!?とか、対向車が来ないことを祈りながら登りました。

開門は、8時40分~16時半(11~2月は16時)です。
※徒歩参拝の方は門が閉まっていても脇から入ってOKです。

西国番外花山院菩提寺駐車場

坂を登りきると右手に第二駐車場、少し先の左手に第一駐車場があります。

駐車場は計40台。駐車料金は500円、寺務所に自己申告で支払いに行くスタイルです。

(これ正確には、駐車場代は無料、参道通行料500円です、、)

写真は第一駐車場、右に見えるのが山門です。

花山院は境内にお手洗いがありませーん!
お手洗いは第二駐車場の向かにあるので先に済ませておくのがベスト!

 

尼寺の地名の由来

花山院の住所は、兵庫県三田市尼寺…といいます。花山院は尼寺ではないのに、なぜここの地名が尼寺にんじと呼ばれるようになったのか?

その由来がこちら。。。

花山法皇が花山院に隠棲すると、天皇在位中にお仕えした女官11人が法皇を慕い、法皇が愛した弘徽殿女御こきでんのにょうごの遺髪を奉じて訪ねてきたが、山は女人禁制のため寺に入ることは許されず、女官11人は麓で尼僧となって生涯を終えました。

尼たちが、山中で修行する法皇に聞かせたいと、坂の登り口で琴を弾いた事から、花山院への参道は琴弾坂ことひきざかと呼ばれています。

麓には今も弘徽殿女御の遺髪と共に、11人の女官を祀った「十二尼妃の墓」があります。

 

史跡 花山院と十二妃の墓
住所 〒669-1505 兵庫県三田市尼寺126-7
Map 

 

山門から境内へ!何かいる!?

西国番外花山院菩提寺山門

駐車場横には小ぶりだけど立派な山門があります。

怖い急坂でしたが、ここまで車で来れるのは非常にありがたいです。

西国番外花山院菩提寺仁王像

山門には迫力ある仁王像。

西国番外花山院菩提寺

山門をくぐると正面に手水舎がありますが、コロナ禍で使用は出来なくなっていました。

西国番外花山院菩提寺

この階段を上がると境内なんですが、、

なんだか頭上で「コンコンコンコン…」って音が聞こえ、頭の上に何やらパラパラと落ちてくる、、!?

ん?木に何かいる!?

西国番外花山院菩提寺

って事で、よく見てると何が動くものが見えたので写真を撮ってみると、、

写っていました!

〇のところズームしてみたんですが、コレ!何かわかりますか!?

この画像じゃわからないですよね(笑)

参考画像がコチラ!

西国番外花山院菩提寺

正解は、、コゲラでしたー! かわいい♡

小型のキツツキで、日本に生息するキツツキでは最小サイズ。スズメと同じくらいの大きさです。

この小さなくちばしで木に穴を開けれるのがスゴイ!

花山院で、コンコンコンッ…っと聞こえたら是非上を見上げて下さい、かわいいコゲラさんが見れますよ!

2つのお堂

西国番外花山院菩提寺本堂

こちらは花山法皇殿、西国三十三所霊場の番外札所です。

中央に十一面観音立像、右に花山法皇坐像、左に弘法大師坐像が祀られています。

西国番外花山院菩提寺薬師堂

こちらは薬師堂西国薬師四十九霊場の21番札所です。

ご本尊はこちらのお堂に祀られている薬師瑠璃光如来坐像です。常時開帳されています。

しあわせの七地蔵尊

西国番外花山院菩提寺七地蔵尊

それぞれのお地蔵さまが差し出す手を、両手で握りお祈りすると願いが叶うとされる、幸福(しあわせ)の七地蔵尊

西国番外花山院菩提寺七地蔵尊

お地蔵さまは、祖父地蔵、祖母地蔵、父(夫)地蔵、母(妻)地蔵、子供地蔵、結び地蔵、賢者地蔵の7地蔵。左手には軍配やほうきなど、それぞれの役割を象徴するものを持っています。

西国番外花山院菩提寺七地蔵尊

参拝者が握る右手はピカピカになってました。

訪問時はコロナウイルスの感染対策で、「エアタッチでね」と書かれていましたw

花山法皇御廟所

西国番外花山院菩提寺花山法皇御廟所

境内の少し小高くなった場所に、花山法皇の御廟所があります。

花山法皇の陵墓は紙屋川上陵(かみやがわのほとりのみささぎ)、現在の京都市北区にあります。

西国番外花山院菩提寺境内

御廟所の前から撮った境内。二つのお堂と七地蔵尊が見えます。

西国番外花山院菩提寺花山法皇像

寺務所に向かう途中に修行大師像がありました。

このあたりは一面モミジの落ち葉で覆われています。

西国番外花山院菩提寺

紅葉のピークは過ぎていたので残念ながら枯れ気味のモミジですが、見頃だと真っ赤な絨毯が絶景でしょうね。

絶景!有馬富士展望台

西国番外花山院菩提寺

こちらが寺務所。突き当り右手に納経所と授与所、左手が展望台です。

西国番外花山院菩提寺

展望台からの眺望は、ひょうごの景観ビューポイント150選にも選ばれています。

晩秋には条件が合えば霧に包まれた景色も見ることが出来ます。11月末から12月にかけての早朝がねらい目です!

西国番外花山院菩提寺

こちらが花山法皇がご詠歌にも読んだ有馬富士の景色。

一番左の山が有馬富士です。瀬戸内海や小豆島まで見ることが出来ます。

納経所と授与所

西国番外花山院菩提寺納経所

こちらが納経所。駐車場代はこちらで支払います。

花山院では、納経(写経を納める)した証明に御朱印を頂くのが基本であると、御朱印集めがスタンプラリーにならないよう願われています。

納経所の隣には小さいスペースですが授与所があり、写経用紙も販売されていました。

西国番外花山院菩提寺授与所

■巡礼の鑑 1650円
巡礼の真の目的とは何か?花山院住職の説話集
希望の方にはサインして頂けるようです!?

■納経用 写経用紙 2500円
毛筆手本と般若心境和訳付き

 

 

お寺案内

駐車場

■駐車台数 40台

■料金 500円

アクセス

車でのアクセス

■中国自動車道[神戸三田IC]→22分(県道570号→県道49号

公共交通機関でのアクセス

■電車とバス
JR福知山線[三田駅]→神姫バス【24】で12分「花山院」下車→徒歩25分

 

お寺情報

寺院 花山院菩提寺(かざんいんぼだいじ)
拝観時間 9時~17時(11~2月は16時半まで)
拝観料 境内自由
駐車場 500円
HP https://www.kazanin.jp/
住所 〒669-1505 兵庫県三田市尼寺352
Map 

 

まとめ

こじんまりしていますが、何か清々しい気持ちのいいお寺でした。

個人的にはコゲラウォッチング出来たのが楽しかったですw

山門までのあの急坂は西国一じゃないかなぁ、、っていうか私の車人生でもあまり経験した事のない急勾配でしたw

みなさまもどうぞお気を付けて!

※掲載されている情報については最新の情報とは限りません。ご自身で事前にご確認の上ご利用くださいませ。

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